こんばんは。
明石の司法書士の川村です。
少しだけ朝は涼しくなりましたね。
11月の神戸マラソンにむけて毎朝ジョギングは続けています。
8月の1週目に社会福祉士「ぱあとなあ」さんとの勉強会に参加してきました。
3か月に1度のペースで社会福祉士「ぱあとなあ」と司法書士「リーガルサポート」の合同勉強会を開催しています。
初期の頃は、合計で10人程度だったのですが、最近は30人近くの参加者がいます。
今回のテーマは、①いま話題のマイナンバーについて、②親族の扶養義務について③空き家問題について勉強しました。
私は③の空き家問題について講師としてお話しさせて頂きました。
そこでお話しした内容を少しだけ紹介します。
Q.なぜ空き家が発生するのか?
A.単純に住宅の数が多いからです。
住宅ストック数(約6060万戸)は、総世帯(約5250万世帯)に対し16%多く、量的には充足しています。
Q.では、なぜ空き家が問題なのか?
A.・防災性の低下(倒壊、崩壊、屋根・外壁の落下、火災の発生のおそれ)
・防犯性の低下(犯罪の誘発)
・ごみの不法投棄
・風景、景観の悪化
・その他(木の枝の越境、雑草、落ち葉など)
Q.国や自治体の施策は?
A.国→空家等対策の推進に関する特別措置法(H26.11.26成立、H27.5.26全面施行)
自治体→空き家の適正管理条例
空き家を放置して、行政からの立ち入り調査を拒むと、住宅のある土地の固定資産税は本来額の6分の1に軽減されているのが、その軽減が適用されなくなるなどのペナルティーもあります。
大変なことですね・・・
今日はこのへんで終ります。