明石市 終活 遺言書 公正証書
明石市の司法書士川村です。
最近は「終活」という言葉をよく耳にするようになりました。
「終活とは」とウェブで検索すると「人生の終わりのための活動」の略と書いてあります。
人生の終わりのための活動とは何でしょうか。
色々と思いつくことはありますが、その中のひとつに「遺言書の作成」があると思います。
終活全般に言えることだと思いますが、遺言書の作成は少しでも元気なうちにやっておくことをお勧めします。
認知症などで判断能力が低下してしまってからでは遅いこともあります。
自分の財産を自分の死後に誰に承継させたいか、自分の意思で伝えることができるうちに遺言書を作成しましょう。
特にお子さんがいらっしゃないご夫婦の場合は、遺言書を作っておかないと相続の手続きに苦労します。
遺言書には主に自筆で作る自筆証書遺言と公証人につくってもらう公正証書遺言がありますが、おすすめするのは公正証書でつくる遺言書です。
自筆証書遺言も公正証書遺言も効力は同じなのですが、私の経験上、不動産の名義変更の場面で、自筆証書遺言が有効に使えないことが多くあります。
自筆証書遺言は自分で作成するので、専門家に頼む費用などコスト面でメリットを感じる方が多いと思いますが、記載内容が不動産の登記手続きをするには不十分な記載となっていることが多いように感じます。
特に多いのが不動産の特定がしっかりとできていないことです。
不動産は所在や地番など、不動産登記の通りに記載する必要があります。
また、土地が複数筆ある場合、例えば前面道路の持分をもっているなどの場合、その土地も漏れがないように記載する必要があります。
遺言書の作成でお悩みの方は、当事務所までお気軽にご連絡ください。
あうる司法書士法人西明石office
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