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明石市 本のこと 小説を読む

おはようございます。西明石オフィスの西田です。
あっという間に12月になりました。毎年、「師走」というのも名の通りだと思いますが、今年も気付けば年末になりそうです。

今日は登記のお話は一旦お休みして、今私がはまっている本についてご紹介します。
宮本輝の「流転の海」シリーズです。

第1巻の流転の海からスタートし、流転の海を第1部とし、その後、第2部から第9部まで発刊されています(文庫本は第8部まで)。
読み終えるのがもったいないと思うほど、ぐんぐん読み進められます。

流転の海シリーズは、大阪から神戸を舞台に、途中、主人公が育った南伊予を舞台に変え、また大阪に戻ります。
戦後の日本において、商売人である主人公が栄え、時に衰退しつつも、周りのキャラクター豊かな人物たちとの交流、そして特に一人息子を思う様が描かれています。
大阪から神戸のなじみのある場所が色々出てきて、情景が目に浮かびやすいという点も気にいっていますが、仕事をするうえで、とても元気がでる本だなと思って読んでいます。

第1巻を執筆した時、宮本輝さんは35歳だったことをあとがきから知り、その若さから紡ぎ出される言葉にとても驚きました。

私は今第7巻を読んでいるところなので、今年中には読み終えてしまいそうですが、年末年始のお伴に是非おすすめのシリーズです。