こんばんは、明石市の司法書士の川村です。
成年後見制度には、類型がありまして、後見・保佐・補助というものがあります。
私は、いずれの方も関わっているのですが、保佐や補助類型の方は
ほとんどが在宅生活(一人暮らし)です。
こういった方は、介護サービスを使うことで生活が一変します。
もちろん良い方向に一変します。
掃除がほとんどできていなかったお家が、ヘルパーさんに掃除してもらうことで住みやすくなり、お風呂に入れてなかった人がデイサービスに行ってお風呂に入り、栄養バランスがとれた食事をすることができる。
生活の質が向上するとご本人の表情が変わっていきます。
笑顔を見れると本当にこの仕事をやっていてよかったなと思います。
誰しも住み慣れた自宅で生活したいものです。
認知症などで一人暮らしが難しくなってきてもヘルパーさんに入ってもらったりデイサービスを利用することで一人暮らしが可能になります。それでもいつかは一人暮らしの限界が来るときがあると思います。
そのタイミングを判断するのは、成年後見人ではありません。
本人を含めた支援者のすべての人が納得する必要があると思います。
それが難しくて悩みます。