抵当権抹消登記のご依頼を頂きました。
住宅ローンを組むときは、土地と建物を担保にして
お金を借りることがほとんどです。
その時に、土地と建物に抵当権の設定登記します。
担保として土地と建物を差し出すわけですから、
返済ができなくなると土地と建物は競売にかけられて
しまうことになります。
無事、返済が終わると抵当権は不要になりますので、
登記を抹消する必要があります。
通常は、住宅ローンの返済が終わると金融機関から
抵当権を抹消するための書類一式が送られてきます。
そして、その書類一式を持って、司法書士のところへ
抵当権の抹消登記を依頼する必要があります。
（司法書士に頼まなくても自分で手続きをすることも可能です）
金融機関が抵当権を抹消してくれるわけではないのです。
やっとの思いでローンを返し終わったら、次は抵当権の抹消登記
手続きのためにまたお金がかかる・・・
ほっておいたらダメなの？
ダメです。
金融機関から送られてくる書類の中には、有効期限がある書類
もありますし（再取得できますが）、長年放置するといざ
抵当権を抹消したいときに、大変苦労することもあります。
書類を失くしたとか、さらにその金融機関がもうないとか・・・
土地と建物に抵当権がついていたら売ることもできません。
そんなことにならないように、
ローンを完済したらすぐに抵当権を抹消しましょう！