こんばんは。西明石Officeの西田です。
今週の月曜日から全国的にぐっと気温が下がりましたね。明石でも寒さでふるえる日が続いています。暖かくしてお過ごしください。
さて、会社設立について、先週は費用のことをお話ししました。前後しますが、今日は会社をつくるメリットとデメリットについてです。
会社を立ち上げる際には、設立登記の手続きをします。これにより、会社に「法人格」が与えられます。
法人格が与えられると、会社名義で不動産を所有することや、会社の名で借入れや取引ができたり、株式の発行などにより資金を集めることもできます。
多くの依頼者の方のきっかけを伺うと、一番は社会的信頼性の向上ではないでしょうか。
法人格やそれに伴う信頼性を与えるかわりに、法定された手続きをキチンと踏んでくださいということになっています。
社長個人の財産と会社の財産とを分けることができる点もメリットと言えます。
その他大きなメリットとして、節税ができたり、社会保険加入などがあげられます。
反面、デメリットはどうでしょうか。
まず、設立するために費用がかかります。
メリットにもあげましたが、社会保険への加入が義務付けられている点はデメリットともいわれています。
法人税が課税されるなど、税金面でもデメリットもあります。
特に、税金関係は大きく影響しますので、法人成りの場合は税理士のアドバイスを受けて会社を設立すること多いようですが、事前に税理士へのご相談をおすすめしております。
旧商法の時代に比べて、会社を設立することが簡易になりました。
司法書士としては、会社の設立をご依頼いただくことは大変喜ばしいことですが、一度会社を設立すると、会社を閉める(解散・清算)手続きにも費用と時間と手間がかかりますので、じっくり検討していただいたうえで、会社の設立をしていただければと思います。
会社の設立登記のご依頼はもちろん、会社が長く存続し、設立後のさまざまな登記手続きについてもお手伝いさせていただけるような長いお付き合いができればこんなに嬉しいことはありません。
どうぞお気軽にご相談ください。