こんにちは、明石の司法書士川村です。
毎日暑いですね。
私は基本的に移動は公共交通機関と徒歩なんですが、外を歩くと汗がすごいです。
ほんとに日傘が必要です。
頭がクラクラします。
今日も、駅から家庭裁判所まで徒歩だったのですが辛かったです・・・
さて、今日は家庭裁判所で後見開始申立をした事件の面談に行ってきました。
私が後見開始申立書の作成をさせて頂き、さらに、後見人の候補者になっている事件です。
申立人さんと裁判所に行き、まずはDVD視聴。
DVDは、後見制度について申立人さんに理解して頂くためのものです。
私も一緒に見させて頂いたのですが、非常にわかりやすい内容でした。そのDVDほしいです。
私自身も後見開始の申立書作成の依頼を受けた場合は、しつこいくらいに後見制度について説明させて頂きます。
やはりまだまだ後見制度についてしっかりと理解されているという方はまれですし、理解せずに申立をして後悔しても遅いです。申立後にやっぱりやめたというのは原則無理ですから。
特に親族の方が申立人となる場合は、自分が後見人になりたかったのになれないこともよくあることですし、後見人がついたことで今までやっていたことができなくなるということも多いです。
後見人をつけることのメリットとデメリットをしっかりと理解した上で申立することが重要です!
本人が認知症だから、預金が解約できない、不動産が売れない、遺産分割できない、等々、後見開始の申立の動機は色々あると思いますが、その目的が達成できたとしても後見人はやめられません。基本的にはご本人が亡くなるまで続きます。
後見人になるということは様々な義務を負うことになり、ほんとに大変なことです。
誰にでもできることではありません。
しっかり勉強するか、後見業務をやっている司法書士に相談してから後見開始申立をするか決めましょう!!