こんにんちは。
明石の司法書士川村です。
昨日は、16時から20時まで兵庫県司法書士会館で公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート兵庫支部の会議がありました。4時間の会議はさすがに疲れます。組織をよりよいものにしていくには多くの時間と労力が必要ですね。
さて、今日は成年後見開始の申立書の作成をしました。
ご本人はすでに制度を利用している被補助人の方です。
私が前任の補助人さんと交代で補助人に選任されたのですが、前任の補助人さんが就任した時から比べるとご本人の判断能力はかなり低下していました。
補助のままであると代理権の範囲も限られているので、本人の判断能力が低下した状態のままであると十分にご本人の財産管理をすることができません。
ご本人の主治医に診断してもらったところ、後見相当の診断が出ましたので、後見開始の申立てをして補助から後見へ類型を変更することにしました。
後見人に就任したら、補助人として代理権が与えられていなかったことについても代理人として動くことができます。
実際いろいろと整理しないといけないけど代理権がないからできない・・・という現状なのですが、後見人になればそれらも解決できそうです。