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明石市 会社の登記~登記事項証明書の種類~

こんばんは。

あうる司法書士法人西明石officeです。

会社の登記事項についての証明書で、「登記事項証明書」というものがあります。
「登記簿」「登記簿謄本」、単に「謄本」などと呼ばれたりします。
法務局で手数料600円を支払えば、誰でも取得することができます。

会社様ご自身において、登記事項証明書が必要となるシーンで多いのは、
◎銀行などの金融機関で、新規口座を開設する場合
◎役所関係(市役所等のほか、税務署、社会保険の申請など)

会社の登記事項証明書には、いくつかの種類があります。
・現在事項全部証明書
現在効力がある登記事項の証明
・履歴事項全部証明書
現在効力がある登記事項に加えて、交付の請求があった日の3年前の日の属する年の1月1日から
請求があった日までの間に抹消された事項等を記載したもの。(3年分の歴史が載るイメージです)
・閉鎖事項全部証明書
閉鎖された登記事項の証明(以前あった会社を確認したいなど)
・代表者事項証明書
現在効力がある登記事項のうち、代表者についての登記事項の証明(裁判所への訴状提出の際など)
この他、登記事項のうち、一部の事項に限定して記載した証明書も発行することが可能です。

履歴事項証明書は、現在事項証明書や代表者事項証明書もカバーしているので、
提出を求められたときはいつも履歴事項証明書を取得すれば良いようにも思われますが、
50枚を超えると次の50枚ごとに100円が加算されるだけでなく、
代表者が多く、頻繁に登記がされている会社(例えば銀行)の履歴事項証明書は、
ものすごい枚数になり、分厚い冊子のような証明書になってしまいます!発行にも時間がかかります(^^;

取得する際は、提出先に、どの登記事項証明書が必要なのかをご確認のうえ、取得いただければと思います。