相続登記Q&A(不動産の名義変更)

Q.父が亡くなりました。土地と建物を私の名義に変更するにはどうすればよいですか。

相続登記が必要です。

不動産を所有している人が死亡した場合には、死亡した人から相続人に名義人を変更する相続登記が必要です。

Q.相続登記に必要な書類は何がありますか?

一般的な必要書類は下記のとおりです。
※事案によっては別途必要な書類があります。

  • 亡くなった方の除籍謄本、改正原戸籍、住民票の除票
  • 相続人の戸籍謄本(全員)
  • 相続人の住民票(全員)
  • 相続人の印鑑証明書(全員)
  • 遺産分割協議書
  • 固定資産評価証明書(相続する不動産)
  • 委任状(不動産の名義人になる方)
  • 不動産の登記事項証明書

Q.忙しくて戸籍を集めるのが大変です。代わりに集めてもらえますか?

被相続人の除籍謄本、改正原戸籍を集めるにはものすごく手間がかかります。別途費用がかかりますが、司法書士が代わりに取得することが可能です。

Q.遺産分割協議書は作ってもらえますか?

司法書士が作ります。
まず、被相続人の除籍謄本、改正原戸籍、相続人の戸籍を確認し、相続人を確定します。そして、遺産について話し合いができましたら、司法書士が合意した内容についての遺産分割協議書を作成します。最後に相続人全員に署名、押印(実印)して頂きます。

Q.相続登記は必ずしなければいけませんか?

相続登記をしなくても罰則があるわけではないので、必ずしなければいけないものではありません。しかし、相続登記をしない限りは、その不動産を売買や贈与で名義変更することができません。また、何年も放置していたため、相続人であった人が亡くなり、亡くなった人の配偶者や子供が相続人となることがあります。このように相続人が増えることによって、遺産分割協議がまとまらなくなるなどの不都合が生じる恐れもあります。できる限り早い段階で相続登記をすることをお勧めします。

Q.相続登記をするにはどれくらい費用がかかりますか?

相続登記にかかる費用として下記の2つがあります。

①司法書士の報酬

  • 基本報酬:64,800円(1件あたり)
  • 遺産分割協議書作成:10,800円
  • 相続関係説明図:5,400円   
  • 戸籍等必要書類の収集、1通につき:1,080円
  • 登記事項証明書の取得、1通につき:1,080円

②実費

  • 登録免許税:固定資産評価額の0.4%
  • 戸籍等必要書類取得費用:戸籍謄本は1通450円、除籍/改正原戸籍は1通750円
                住民票1通300円、固定資産評価証明書1通300円
                ※自治体によって若干金額が異なります。
  • 登記情報による物件調査、1物件につき:337円
  • 登記事項証明書、1通につき:500円
  • その他実費(送料、交通費など)

具体例で見てみましょう。
<具体例>
父が亡くなり、相続人は母、子1人
相続財産は父名義の土地1筆と建物1個の場合
(土地と建物の固定資産評価額の合計は2,000万円とする。)

①司法書士報酬 合計93,960円

  • 基本報酬:64,800円
  • 遺産分割協議書作成:10,800円
  • 相続関係説明図:5,400円   
  • 戸籍等必要書類の収集:8,640円
    (仮に戸籍2通、除籍2通、改正原戸籍2通、住民票2通とします)
  • 事前調査のため登記情報確認(2物件):2,160円
  • 完了確認のため登記事項証明書(2通)の取得:2,160円

②実費 合計86,174円

  • 登録免許税:2,000万円の0.4%=80,000円
  • 戸籍等必要書類取得費用:4,500円
  • 登記情報による物件調査(2物件):674円
  • 登記事項証明書 2通:1,000円
  • その他実費(送料、交通費など)

今回のケースでは報酬・実費合計(①+②)180,134円+その他実費(送料、交通費など)となります。

※事案によっては別途追加費用を頂くこともあります。
例えば、不動産の個数が3個以上ある場合、複数の不動産がありそれぞれ法務局の管轄が異なる場合、複数の不動産がありそれぞれ相続する方が違う場合、相続人が多数いる場合、こちらから出張する場合などです。別途見積もり致します。

トップに戻る